最終更新日: 2023年11月13日 上手な葬儀社選びとは

ご家族がご危篤になられたりご逝去されることはとても辛く・悲しいことです。
また、突然のご不幸の際は考える余裕もなくお葬式の喪主・施主となられることも少なくありませんが、故人様を後悔の無いようにお見送りするためには葬儀社選びがとても大切になってきます。

葬儀社とは

上手な葬儀社選びとは葬儀社とはお葬式を請負い執り行う会社・企業を言い、業種では「葬祭業」と区分されるようです。葬儀社は認可や資格は必要なくどのような方でも葬儀社を名乗ることができるので、費用や内容/サービスは葬儀社毎様々になります。
葬儀社のタイプ・運営母体は様々で、専門の葬儀社・冠婚葬祭業者・葬祭業に関連する墓地や仏壇/仏具を扱う企業また、小売業・ホテル業などの異業種参入によるもの、ほかに冠婚葬祭互助会や共済もあります。

故人様とのお別れでご遺族様が納得・満足できる葬儀を行うには、故人様やご遺族の皆様の価値観に合った内容・サービスまた費用を提案・提供してくれる葬儀社選びが重要です。

後悔しない・良い葬儀社を選ぶには

要点は大まかに2つ、「スタッフの対応」と「費用」です。
中でも葬儀社の担当者とは準備から葬儀当日に至るまでなにかと相談したり密に接することが多くなります。
喪主・お葬式の施主のご経験は「初めて」、あっても2回目くらいで慣れている方はいらっしゃいません。そこを上手にバックアップまたフォローをしながら提案から準備を行ってくれる葬儀社が良いでしょう。

費用については金額はもちろんですが、見積もりの判りやすさも一つの判断材料となります。
葬儀に限ったことではありませんが、「一式」という項目の多い大雑把な見積りは不明瞭であまり良いものとは言えません。
他には見積もりの注意点、「パック料金制」のものが増えていますが、依頼・契約後にオプションを多く提案されると結局費用が嵩むことにことになりますので、オプションなどもあらかじめ確認・提案してもらいましょう。
表示価格も何かの割引適用後のものが多く、不実記載すれすれのものも目にします。葬儀屋さん選びはご遺体の安置と強く結びつくので時間をかけて比較検討することは難しいのですが、マッチングサイトなどで評判の良い葬儀屋さん複数に相談し絞り込み依頼することで後悔することのないお葬式を行う事ができます。

また、専門の葬儀社でも式場(通夜・告別式などの儀式を行える場所)を持つ葬儀社と、式場を借りて葬儀を行う葬儀社とあります。
式場を持つ葬儀社とそうでない葬儀社も葬儀の流れに大差はなく、式場費用とその利便性も葬儀社選びの判断材料の大きなポイントとなるでしょう。

斎場・式場について

上手な葬儀社選びとは
このサイトは明朗かつ抑えた費用でお葬式を行い、費用を下げた分手厚いお送りをしていただくため市民/公営斎場・火葬場の紹介をしています。

市民/公営斎場・火葬場はその運営母体が自治体または複数の自治体による組合での建設・運営、つまり私たちの税金で造られ運営されている施設です。
千葉県下全ての火葬場に式場が併設されているわけではありませんが、住民料金で利用ができ告別式後の式場から火葬場への移動がなくスムーズなお送りができることから費用以外のご負担も減らすことができますので市民斎場・公営斎場利用を提案してくれるかどうか、ここも葬儀社選びのポイントと言えるでしょう。
※地域や参列される方等によっては葬儀社運営の式場利用の方がベターな場合もあります。火葬場というのは住宅地や市街地から離れたところに作られるので、概ね公共交通機関での便が悪いからです。

選ぶタイミング

多くのご家族が故人様の没後3時間程度のうちに葬儀社を決めています。
これは病院でお亡くなりになった場合に病院の安置室へ安置できる時間が概ね2~3時間と短いことに由来するものですが、このような短時間で比較検討をしながら探すことは容易ではありません。
そのため病院の提携先・紹介また、ホームページ検索での検索広告から決めてしまう事が少なくないようですが、そうすると費用や内容・サービスは二の次となり勝ちで、納得・満足のゆくお別れができるかどうかはわかりません。

生前に葬儀社を予め決めておくのも一つの方法

これまでの互助会などと異なり、年会費など無料で会員登録できる葬儀社もすくなくありません。無料ですから複数に資料請求しておいたり会員登録だけしておいて予め目星をつけておき、ご家族やご親族で共有できるようにしておくのが賢いやり方でしょう。