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お葬式の準備

お葬式・ご葬儀の種類、どのようにお別れをするか

最終更新日: 2023年11月13日 お葬式・ご葬儀の種類、どのようにお別れをするか

昭和から平成の中盤くらいまで、葬儀といえばいわゆる「一般葬」でしたが、価値観の多様化や環境の変化から様々な形での葬儀が行われるようになりました。
特に近年増加しているのが家族葬・一日葬などで、他に密葬や直葬や形式的には火葬式に近いお別れ葬と言えるものも増えています。

密葬とは

お葬式・ご葬儀の種類、どのようにお別れをするか密葬とはその字のごとく内密に執り行う葬儀で、近親者や極親しい方にお知らせし行うことから規模的には家族葬が近いものと言えます。
著名人・有名人の方のご葬儀などは「密葬」で行われる事を耳にしますが、一般の方でも周囲への配慮、遠方の方への配慮などから密葬とすることがあります。
本葬を行わないケースもありますがこれでは家族葬と同じになりますね、基本的には後日本葬を行うので葬儀が2回となるので葬儀費用がかかります。また、すでに火葬が行われた後に行うことから「お別れ会」といった主旨に対してのものとなる場合もあります。
密葬そのものは内容的に家族葬に近しいので通夜から告別式まで、少ない人数で気兼ねなくゆっくりと故人を偲び送ることができます。

家族葬とは

家族葬は近親者や極親しいご友人等で行う小規模な葬儀です。
基本的に家族葬は密葬のように本葬/お別れ会といった”2回目”のお送りがなく小さな通夜・小さなお葬式だけで完結させますので、本葬やお別れ会等を伴う密葬より経済的・時間的な負担が小さくなります。
葬儀は故人をお送りする儀、お別れの場としてだけではなく故人のご友人他ご縁のあった方へ逝去をお知らせする役割もありますので、故人が多くの人間関係やチャンネルをお持ちの方であった場合は一般葬を行った方が良い場合もあるかと思いますが、平均寿命が伸び核家族化が進みまた、終身雇用制が崩れた現在では一般葬の必要が少なくなっているのが現状です。

一日葬とは

文字通り別れの儀を一日で行う葬儀です。
一般葬で通夜を行わず告別式のみ行い一日葬とするのではなく、お知らせする方、列席される方は家族葬と同じ規模となります。近親にご高齢の方が多い場合などは、規模の小さな家族葬でも通夜~告別式と参列されるとお体に負担がかかりますので、告別式のみとすることでそうした負担を軽減、費用も通夜がないことで抑えることができるご葬儀です。

直葬とは

通夜も告別式も行わず斎場/火葬場で最後のお別れをする形のもので、いわゆる葬儀とは異なるものと言えるかもしれません。
安置所から斎場/火葬場へ搬送し、火葬が終わり次第収骨を行います。もちろん近親の方のみでのものとなります。
いわゆる葬儀/儀式を行わないので時間も費用の負担が少なくて済みますが、故人を偲び送るといった時間がないため近親の方がおらず遠縁の方のみでといった場合に行われることがあります。

火葬式

一般的には火葬式と言われるもので、葬儀社さんにより「お別れ葬」など呼び名が異なるもののサービス・費用は概ね同じようなものとなります。
流れは直葬とほぼ同じですが、斎場/火葬場のお別れをするための告別室(告別室がある場合)や安置を葬儀社に頼んだ際の面会室などで簡単な読経や宗教者によるお別れをいたします。
多くの場合告別室(火葬場によってはホール脇に祭壇があり利用可)の利用は5~10分程度と限られていますので、故人様を偲び送る時間が短いと感じられることが多いようです。
直葬との大きな違いは納棺の際に花入れなどが出来るか出来ないかという相違点があります。極簡便に済ませたいが、短時間でも最後にお別れがしたいというご家族には直葬より火葬式が向いているといえます。