投稿日: 2024年08月06日 キリスト教式葬儀のマナーと注意点
日本でのキリスト教式葬儀は、仏教式葬儀とは異なる点が多くあります。
参列する際は、以下の点に注意して、故人を偲び、ご遺族に心温まる弔意を表しましょう。
服装
ダークスーツ: 男性はダークスーツ、女性は黒または暗い色のワンピースやスーツが一般的です。
華美な服装は避ける: 派手なアクセサリーや柄物は避け、落ち着いた服装を心がけましょう。
和装: 和装で参列する場合、正喪服(最も格式の高い喪服)が一般的です。一般参列者が和装で参列するのは避ける方が無難です。
持ち物
数珠: キリスト教式では数珠は使用しません。
御花料: 香典の代わりに御花料を持参します。金額は故人との関係性によって異なりますが、不祝儀袋に「御花料」と書き、表書きは黒筆で書きましょう。
聖書: 持参する必要はありませんが、持参しても構いません。
行動
献花: 献花は、故人を偲ぶ大切な儀式です。花を献花台に捧げた後、カトリックでは十字を切りますが、プロテスタントは深く一礼するか黙祷をささげます。
お悔やみの言葉: 「ご愁傷様です」という言葉は、キリスト教ではタブーとされています。故人の冥福を祈り、遺族をねぎらう言葉かけをしましょう。
飲食: 式場によっては、飲食が禁止されている場合があります。
撮影: 式中の撮影は、一般的に禁止されています。
その他
聖歌: キリスト教式では、聖歌が歌われます。歌詞の意味を理解し、心を込めて歌いましょう。
式の流れ: 式の流れは、教会や宗派によって異なります。事前に確認しておくと安心です。
日本と西洋の違い
西洋のキリスト教式葬儀と比べて、日本のキリスト教式葬儀は、日本独自の風習が加わっている部分もあります。例えば、献花は日本独自の習慣です。
重要なのは、故人を偲び、ご遺族に心から弔意を表すことです。
まとめ
キリスト教式葬儀は、仏教式葬儀とは異なるマナーがあります。上記のマナーを参考に、心静かに参列しましょう。もし、何か不安なことがあれば、事前に葬儀社や教会に問い合わせることをおすすめします。