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遺影用写真-どう選ぶか

遺影用写真-どう選ぶか遺影写真は故人様を思い偲ぶものでいつまでも残るものです。
遺族として故人様の遺影を準備する側になることもあれば、ご自身の遺影が必要になる日も来るでしょう。
このページでは、遺影用に使う写真の選び方、そのポイントや終活のなかで生前に遺影写真を撮る際の注意点、メリット・デメリットなどを説明します。

そもそも遺影写真とは

仏教・神道・キリスト教・近年増えている無宗教でのご葬儀でも、葬儀の規模や式次第に関わらず、故人様を思い偲ぶ写真、祭壇などに飾る写真として必要になります。
また仏式であれば仏壇に、そうでなくてもお住いの中に大きなものでなくても故人様を思い偲ぶための遺影写真を飾られると思います。

遺影写真の大きさ

一般的に(葬儀)祭壇に飾る場合の写真の大きさは「四つ切」と呼ばれる大きさで、A4サイズを少し大きくしたものを使います。
近年家族葬をはじめとする小規模のお葬式が増えました、そうした場合葉書の大きさに近い「キャビネ」サイズか、それより少し大きな「2L」サイズを使うこともあります。
葬儀などの焼香台で使う遺影は葉書の大きさより少し小さい「L」サイズを使うことが一般的です。
四つ切より小さい「キャビネ」「2L」「L」サイズは仏壇やリビングルーム・居間に飾るのにも適した大きさになりますね。

いつまでに用意すればよいか

遺影はお通夜までには用意しなければなりません。
ご遺族が用意した写真から葬儀社で遺影を作成してくれます、早ければ用意してから数時間で遺影を作成してくれるでしょう。
生前に遺影を撮っておく
遺影用写真-どう選ぶかスマホが普及し多くの方がいつでも簡単に写真を撮れる時代になりましたが、年齢を重ねると写真を撮る機会が減ってきます。
また寿命と健康寿命には数年~10年程度の差があります、入院生活などの間に遺影用の写真を撮るのも難しいものがありますから健康を感じているうちにアクティブに活動しその中で自然に写真を撮っておくのも良いでしょう。
また近年では写真館や葬儀社で遺影用の写真を撮影してくれるサービスがあり、終活の一環としてこうしたサービスを利用される方も増えています。
写真館でプロのカメラマンが撮影するとおよそ15,000円~20,000円程度の費用がかかりますが、終活などで(遺影用の)写真をご希望されるならこうしたサービスを利用するのもよいでしょう。
旅行や外出先またイベントなどの場でスマホを利用して撮るものと違い、人物の撮影用設備/機器があり、アドバイスをもらいながらの撮影でお気に入りの「この一枚」を手にすることができるでしょう。

遺影写真の背景

遺影用写真-どう選ぶか遺影用に使う写真の背景をそのままに使う場合と、背景を加工して使う場合とがあります。
故人様の好きな場所や風景また、その人となりを表すような場合はそのまま使うことも少なくないようです。
加工する場合の背景はブルー系が多いようですが、女性の場合淡いピンクにして愛らしさを出したりお花を入れることもあります。
また男女問わずに背景が単色で寂しいと感じる場合は、故人様を損なわず引き立てる程度のデザイン背景を使うこともあります。
背景について注意したいのは、黒系は髪と区別がつき辛くなるために見辛く・加工し辛くなるので避けましょう。背景を加工する・しないのどちらにしても背景と故人様とのコントラストがはっきりしている写真を選ぶ方がベターです。

良い(遺影用の)写真選びとは

在りし日の故人様を思い偲ぶことのできるものとして、先々受け継がれてゆくものです。
ご遺族が見るたび思い偲ぶことのできる1枚を選ぶには、どのような点に留意して選べばよいのでしょうか。
鮮明に写っているか
写真の加工技術が進んでも、基となる写真が鮮明であること画素数が多いことが良い遺影を作るうえで必要な要素となります。
通常の写真=Lサイズを四つ切サイズまで引き延ばす場合、小さく・画素数が少ない写では鮮明に写っていない写真はさらにボヤっとしたものになってしまいます。
またインクジェットプリンターで印刷したサイズの大きくない写真も、画素数が少ないので引き伸ばすと不鮮明になりがちなので避けた方がよいでしょう。プリンターで印刷したものであえう場合は、印刷した画像データが残っていればそちらを使用すれば鮮明な遺影が出来上がるのではないでしょうか。
これといった遺影用の写真がない場合
多くの場合は免許証・マイナンバーカードやパスポートの写真を使用します。
もし免許書やマイナンバーカードがなくても動画がある場合はその中の一コマを使用することも可能です。
どうしても遺影用に使える写真が見つからない場合は、故人様のご友人や会社の同僚だった方をあたると相応しい一枚を持っているかもしれませんね。
顔だけではNG
遺影は通常胸から上が額縁に収まるように作ります。
集合写真で顔しか見えないもの、遠目に小さく写っているものはこれに当てはまりません。
故人様らしさ
以前は比較的硬い表情の写真を選ばれるご遺族が多かったのですが、近年ではその「人となり」がわかりやすいものを選ぶご遺族が増えています。
例として笑顔の多いご家庭を築かれたお母さまなら、笑顔の写真を選ばれることが多々あります。遺影では歯を見せてはいけないと思われている方も少なくないのですが、その人となりがわかりやすいものであれば笑顔で少し歯が見えるくらいの写真で何も問題ありません。
逆に真面目な性格だった方の場合は、誠実さを感じられる写真を選ぶといいでしょう。
眼鏡について
故人様らしさと通じますが、周囲の方からも眼鏡をかけたお顔が普段のお顔との認識がある方には眼鏡をしたままの写真で問題ありません。
眼鏡はその形や使用期間により周囲の人からみた人となり(顔)の一部となる場合が少なくありません、こうしたことも考慮して遺影用の写真を用意すると葬儀の際に違和感を感じられることもなくなるでしょう。
若い頃の写真は使えるか
遺影用にと使われる写真は概ね数年~10年程度前のものが多いです。
前述した健康寿命という言葉がありますが、比較的健康を保たれていた頃の写真の方が人となりなどが分かりやすいです。
ただあまり若すぎる写真では別人のように感じられることもあるので、そうした写真は遺影には使わず、葬儀屋さんに相談してスライドショーで流したりメモリアルコーナーに置くなどして思い偲ぶような使い方が良いでしょう。

その他

額縁について
昔の白黒写真を使っていた頃の額縁は黒と相場が決まっていました。
近年はカラー写真を使うことから白やアイボリーなど地味で明るいもの、また女性であれば淡いパープルやピンクといった色のものを使うことも増えてきました。
また、洋間に飾るのであれば黒より白やアイボリーなどの方がインテリアにもマッチしますので、黒でなければいけないという理由がなければ、自由に考え遺影やインテリアに合ったものを選ぶと良いでしょう。
背景以外の加工について
お顔もお姿も鮮明で背景も大きな問題はない、この一枚が良いが着ているものがカジュアルすぎで・・・・等といった場合は、葬儀社(実際は写真屋さんに外注しているのが殆ど)さんに頼めば着せ替え等も可能です。