投稿日: 2026年04月16日 一周忌法要開催の手順と必要なもの

一周忌法要(亡くなってから満1年目の法要)の準備は、親族が集まりやすい日程の調整など、早めに動くことでスムーズに進みます。
一般的な手順と必要なものを整理しました。

1. 準備の手順(1〜2ヶ月前)

法要の準備は、まず**「日程」と「場所」**を確定させることから始まります。

  • 日程の決定
    祥月命日(亡くなった月日)当日に行うのが理想ですが、難しい場合は命日より前の休日に設定するのが一般的です。※後ろにずらすのは避ける傾向があります。
  • 場所の確保と寺院への連絡
    自宅、寺院、斎場、ホテルなどの会場を決め、僧侶の都合を確認します。
  • 参列者の確認と案内
    親族や故人と親しかった友人など、参列人数を確定させます。身内のみで行う場合は、電話やメールでの連絡でも問題ありません。
  • 会食(直会)の手配
    法要後の食事をどうするか決め、お店や仕出しを予約します。

2. 必要なものリスト

当日までに揃えておくべき主な項目です。

寺院・僧侶へのお礼

  • お布施: 3万円〜5万円が相場ですが、地域や寺院との関係性によります。
  • 御車代: 僧侶に会場へ来てもらう場合に包みます(5千円〜1万円)。
  • 御膳料: 僧侶が会食を辞退される場合に包みます(5千円〜1万円)。

供養品・お供え物

  • 引き出物(返礼品): 参列者へのお返し。2千円〜5千円程度の「消えもの(食品や洗剤など)」やカタログギフトが選ばれます。
  • 供花・お供え物: 祭壇に飾る生花や、故人の好きだった菓子、果物など。

用意する書類・備品

  • 位牌: 仏壇から会場へ移動させる場合は忘れないようにします。
  • 遺影: 祭壇に飾るために用意します。
  • 施主挨拶: 法要の始まりと終わり、会食の前後で行う挨拶を考えておきます。

3. 当日の服装
一周忌までは、施主・参列者ともに**準喪服(ブラックスーツやブラックフォーマル)**を着用するのが基本です。
案内状に「平服でお越しください」とある場合は、略装(地味な色のスーツやワンピース)でも構いません。

ワンポイント・アドバイス
最近では、家族や近親者のみで執り行う「家族葬」に近い形の法要も増えています。その場合は、会食を省略したり、返礼品を簡略化したりするなど、形式に縛られすぎず「故人を偲ぶ気持ち」を優先して調整されるのが良いでしょう。
もしお寺との付き合い(檀家関係)がある場合は、まず最初にお寺へ「一周忌の相談」として電話を入れると、そのお寺独自のルール(用意するもの等)を教えてもらえるので一番確実です。